山上蒲鉾店は、創業明治11年(1878年)、今年で146年の歴史を持つ小田原蒲鉾の老舗です。

全国蒲鉾品評会 「農林水産大臣賞」を通算5回受賞。
昭和49年には高松宮同妃両殿下に御台覧の栄を賜りました。
2015年に、水産練り製品製造で全国で三人目、小田原で初の、厚生労働省「ものづくりマイスター」に認定されました。

私達がつくる板付蒲鉾は、化学調味料無添加です。
魚本来の味を活かした、身体に優しい味付けです。

伝統的な蒲鉾の製造技法にこだわり、魚の仕入れから製造に至るまでの、全工程を小田原市浜町の自社で行っています。

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水へのこだわり

水は魚肉を晒し、すり上げるときに使うため、重要な役割を担います。
私達は深井戸の水を使っています。
その水源は、箱根山からの早川、西丹沢より流れる酒匂川の水が地下で合流し、更に海水が井戸に差し込んでいるため、ナトリウム、カルシウム、マグネシウムを含んだ水となります。

この水で晒した魚肉は、蛋白質の結合度が高く、その結果、良質の製品が出来上がります。
小田原蒲鉾が今日、高く評価されているのは、この水を得られる自然環境に恵まれているからです。
当社は創業以来、現在までこの良質な水を豊富に使用した美味しい製品づくりをしております。

魚へのこだわり

昔は、相模湾で獲れる沖ギス、小ムツ等を原魚としていました。
しかし、大正時代から減少し、関東大震災後は現在の白グチ(イシモチ)を使用しています。

白グチ(イシモチ)は黄海、東シナ海、朝鮮海峡、済州島沖で獲れ、長崎、下関、博多港に水揚げされます。
これを静岡県焼津で、頭と内臓を取り除いて、その日の夜には工場へ到着します。

私達は、最高の素材である新鮮素材に拘り、生グチを使用しております。

匠の技へのこだわり

原材料となる魚の身の締り具合、脂の量などは、季節によって、そして獲れた海域によって異なります。
また、季節によって、湿度と温度が変わります。

これらの変わりゆく数々の条件を加味して、美味しい蒲鉾を作るためには、手作業で擂り身の状態を確かめて、理想の状態に微調整していく「匠の技」が必要になります。
これを習得するためには、長年の修練が必要です。

伝統を受け継いで、お客様にご提供するという事

私たち、山上蒲鉾店は、様々な漁業環境の変化に対応しながらも、妥協せずに最高の材料を入手することに手を尽くし、それを活かす最高の技を磨き続ける。
そのようにして、最も美味しい小田原蒲鉾を作り続ける事、それが伝統を受け継いでいく事だと考えております。

私達のつくる蒲鉾は、決してお手頃価格ではありません。
しかし、私達のつくる蒲鉾は値段以上の、絶品の美味しさであることに自信があります。
是非、「贈って」「贈られて」、必ず喜ばれる蒲鉾をお探しでしたら、一度、山上蒲鉾店の蒲鉾をご賞味下さい。
きっと、ご納得頂けると思います。

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